〈前回記事の続きとなっております。下記を先にお読みください〉
新卒1年目に都内に中古マンションを購入しました。(既に売却済み)
もちろん全て自己資金で、親からの援助もありません。FXなどで1発当てた訳でもないです。
当時も今も「ローン審査は3年程度の勤続年数が必要」と言われており、なかなか新卒1年目で購入した事例は見つかりませんでした。
実際に新卒1年目で購入した体験を複数回に分けてまとめています。
(※セミナー誘導などではないので、具体的な不動産仲介会社名は記載しません※)
自己紹介
まる(@maru_Chuotto)です。
IT企業を退職して、駐在夫としてマレーシア移住予定の一般男性です。
内見で抑えておくべき意外なポイント
中古マンションの購入を検討する際、内見は非常に重要なステップです。事前に仲介会社から提供される物件情報は役立ちますが、実際に自分の目で確認するべきポイントが複数あります。
中古マンションの購入を検討する人なら、ぜひとも知っておきたい内見でのチェックポイントはWeb上にたくさんまとめられています。
【参考】中古マンションの内覧チェックリスト…注意点やポイントをまとめて紹介
今回は、実際に売却益を出した僕が「資産価値が下がらないこと」を見極めるために重視していた「内見で抑えておくべき意外なポイント」をまとめていきます。
居住中の物件を見に行くこと(居住者がいない物件は購入しない)
「内見時に居住していない」≒「居住中には売却できなかった(売れ残っている)」と考えています。
居住者が既に出てしまっている物件も内見に行き、「新しい家に住み替えた」「転勤が決まった」などの退去理由を仲介会社から聞きますが、どれも少し怪しい印象があり、購入を決断するには少し不安要素が残りました。
その理由であれば、居住中にも内見できたよね?
また、「築年数の浅い物件をわずか数年で売却する」ということを裏返すと、「何か大きな欠陥があり、それを隠している」可能性もあります。
これらの理由から「居住者がいない物件は購入しない」ことをおすすめします。
実際に購入した物件は、単身男性が1人暮らしをしており、居住中に内見をさせていただきました。
居住中の内見は、
- 実施の家具の配置イメージができる
- 近隣の買い物や飲食店の話などを居住者に聞ける
- 退去理由を直接教えてもらえる
というのが大きかったです。
僕が購入した物件の前住居者は、「パートナーとの結婚を機に、実家近くに戸建を購入した」との事でした。
「縁起が良い退去理由」に安心して、購入を決断することができました。
駐輪場でどんな人が住んでいるのかわかる
意外にも、駐輪場はそのマンションに住む人々の生活スタイルやマンションの環境をそのまま映し出してくれます。物件購入時には駐輪場を忘れずに確認することも大切になります。
自転車の種類
まず、駐輪場にある自転車の種類や数から、住民層の特徴を探ります。
子供用自転車・チャイルドシート付き自転車が多い≒家族層が多い可能性が高い
スポーツタイプの高価な自転車が多い≒単身者やDINKSなどが多い可能性が高い
自転車は整頓されているか
次に、自転車の保管状態や整理度も確認します。
整理されている≒秩序を重んじる住民が多いことを示し、住環境の良さを反映しています。
無秩序に停められている≒ルールや共同生活の秩序に対する意識が低い人々がいる可能性があります。
実際に購入した物件の駐輪場は「ロードバイクが多く、非常に綺麗に整頓」されていました。単身者用のマンションを探していたので、自分にはぴったりの状況でした。居住者もルールを守れる方が多く、快適に生活することができました。
駐輪場はただの自転車保管場所ではなく、そこに住む人々の生活スタイルやマンションの品質を知るための重要な手がかりです。物件購入時には、ぜひ駐輪場の状況も確認してみてください。
まとめ
「資産価値が下がらないこと」を見極めるために重視していた「内見で抑えておくべき意外なポイント」をまとめました。物件選びにおいて、表面的な情報にとらわれず、生活の質を左右する細かなポイントにも目を向けることが、後悔しない物件選びの鍵となります。
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