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【KINTO Malaysia】マレーシア生活を快適にする新車サブスク

マレーシア情報

マレーシアでの生活がスタートして早くも4ヶ月が経過しました。

電車・バス・タクシーと交通機関が思った以上に充実していたマレーシアでしたが、様々なことを考慮して、新車サブスクの「KINTO ONE」を選ぶことにしました。

その理由と実際の体験を通じて感じたメリットについてお伝えします。

この記事でわかること
  • Grab(タクシー)だけで生活できるのか
  • マレーシアでどのように自家用車を手に入れるのか
  • 新車・中古車購入のデメリット
  • 新車サブスクという新しい選択肢
  • 「KINTO ONE」のメリット

自己紹介

まる(@maru_Chuotto)です。

IT企業を退職して、駐在夫としてマレーシア移住予定の一般男性です。

最初の1ヶ月をGrab(タクシー)だけで過ごしてみた

到着して最初の1ヶ月は「Grab」と呼ばれる東南アジアでよく使われているタクシー配車アプリを活用していました。

日本と同じようにメータータクシーもあるのですが、値段交渉やぼったくりの心配があります。

「Grab」を使うことで事前に行き先を設定して料金も表示されるので安心して利用ができます。

日本と比べるとタクシー料金が安い

「Grab」を使った最初の印象は「とにかく安い!」です。

時間帯によって価格変動はありますが、6kmの距離でRM15(500円)程度です。

日本の初乗り料金が420円(※2024年6月現在)であることを考えると圧倒的に安いですが、これでも以前と比べて料金は上がっているそうです。

時間によっては全くタクシーが捕まらない

一方でデメリットとして、通勤時間(8時台と17時台)は驚くほど捕まりません。

そして混雑する時間は料金も上がります。感覚的には「通常価格+RM10(330円程度)」くらいですね。

突然キャンセルされることがあり、約束などがある場合に困る

これが最大のデメリットでした。

アプリを使って配車予約し、「あと〇〇分で迎えにあがります」の指示に従って待っていると、突然キャンセルされることがあります。

「飛行機の時間に間に合わない!」「大事な打ち合わせがある!」などの際には、とにかく焦ります。

(※キャンセルはドライバーの評価が下がる仕組みにはなっています)

自分の車が欲しい!

空港に向かう予定があったのにも関わらず、30分以上迎えに来ずに突然キャンセルをされたことがあり、その日に「自分の車を持とう」と決心しました。

(なんとか別のタクシーを2倍の料金で手配して間に合いました…)

マレーシアで自家用車を手に入れるには

新車購入の場合

マレーシアシェアNo. 1で、ダイハツ工業とマレーシア資本の合弁会社である「プロドゥア(Perodua)」の参考価格は下記の通りです。(車種ごとに更にスペックが分かれているので、あくまで最安値を提示しています。)

車種価格帯
AXIARM22,000〜
(72万円)
BEZZARM34,000〜
(112万円)
MYVIRM47,000〜
(155万円)
ALZARM62,500〜
(206万円)
※2024年6月時点 (RM1=33円で計算)

購入時には、保険やオプションには追加費用が必要になります。更に、マレーシアには車検制度がないので、メンテナンス(定期点検)も自費負担となります。

また、外国人はローンが組みづらいので、最低でも自動車価格の30%程度が頭金(マレーシアリンギット払い)として必要です。

日本に比べて中古になっても価格がそこまで落ちないので、購入価格と売却価格を考えるとコスパが良いように思います。

ただ、僕の場合は妻の駐在帯同のため、帰国決定〜帰国までの短期間で自動車を売却するのは、言語や手続きを考えると高いハードルがあるように感じたため、新車購入は断念することにしました。

中古車購入の場合

上述の通り、マレーシアでは自動車の中古価格がそこまで落ちないため、中古市場は日本の価格の1.5倍くらいはします。しかも、中古車の場合は走行距離10万km超が当たり前なので、購入後の故障が1番の懸念点でした。

また、走行距離を誤魔化していたり、正規店以外でメンテナンスしていることも多いので少し信頼に欠ける印象でした。

直近ですと、Carsomeのような個人間取引ができるサイトも増えてきたようですが、上記理由にて今回は見送ることにしました。

サブスク

マレーシアではまだまだ少ないようですが、月額定額制で自動車を貸し出してくれるサービスです。

レンタカーと違い、定期点検や保険、道路税など、すべて月額料金でカバーすることができます。

調べた限りでは、「KINTO Malaysia」「フリマ ハリマオ」の2社がマレーシア内でサービス提供しているようです。

「KINTO ONE」について

トヨタの新車に乗れるサブスク

トヨタグループが展開する、月々定額でトヨタの新車に乗れるサブスクサービスです。

数年前には日本でCMも見ていたような気がするのですが、最近聞かないということは日本ではそこまで流行っていないのですかね…

2019年開始当初から東南アジアを中心に海外展開も始め、2021年頃にマレーシアにも支社が立ち上がりました。

トヨタの自動車だけでなく、プロドゥアも選ぶことができるので、希望価格、車の仕様、走行距離など、自分の都合に合った自動車を選ぶことができます。

「KINTO ONE」のメリット 

頭金ゼロ

新車の場合は、最低でも自動車価格の30%程度が頭金(マレーシアリンギット払い)として必要でしたが、「KINTO ONE」頭金が必要ありません。

道路税&自動車保険の追加支払いなし

月額料金で保険やメンテナンスなど必要なものがすべてカバーされています。追加料金が必要になることは基本的にありません。

申し込みから納車までが早い

KINTO Malaysiaから申し込み

②営業担当者から連絡が来る(翌日に来ました)

③申込書に希望の車種や期間などを記入し、併せて下記の書類を用意。

1.⁠ ⁠パスポート(フロントページのみ)
2.⁠ ⁠国際運転免許証 or マレーシア運転免許証
3.⁠ ⁠最新3ヶ月分の給与明細書
4.⁠ ⁠最新3ヶ月分の銀行口座取引明細書
5.⁠ ⁠内定通知書(オファーレター)
6.⁠ ⁠マレーシア住宅の契約書
7.⁠ ⁠ビザ

※手元にない資料がある場合は営業担当に相談してください

④営業担当者がクレジット審査(申請した翌日に審査通過の連絡あり)

⑤初月分の契約金・1ヶ月分の保証金(返却時に返金されます)をお支払い

⑥車両が用意できたら、営業担当者が自宅まで車を持ってきてくれる  (支払い後1週間で納車されました)

定期メンテナンスあり

「走行距離が1000km以上もしくは前回の点検から3ヶ月経過」したらメンテナンスしてもらえるので、非常に安心です。

整備工場もKL市内にたくさんあるので、予約などもスムーズにできます。

サブスク終了時に車の売却手続き不要!店舗に返却でOK

帰国時には店舗に返却するだけでOKです。

売却先を見つけたり、名義変更などの面倒な手続きが不要なのもとても助かります。

プロドゥア(Perodua)の「Bezza 1.3AV」を選びました

最終的に、プロドゥア(Perodua)「Bezza 1.3AV」を借りることにしました。

理由は以下の3点です。

手頃な価格

KINTO Malaysia HPより

「KINTO ONE」で選択できる最安値の車種「Bezza 1.0G」だと「RM608(20,000円程度)」から借りられます。

こちらの価格は、期間や補償内容によって価格が異なりますので「Choose your model」にて事前に調べおくとスムーズに手続きできると思います。

バックモニターオプション付

僕自身、運転にあまり慣れていないこともあり、少しグレードが上がった「Bezza 1.3AV」だとバックモニターが搭載なので安心です。

在庫有無

実は当初、マレーシアで最も売れている自動車「Perodua MYVI」を希望していました。

こちらもバックモニターが搭載されているのですが、営業担当から「人気で在庫が全くなく、入荷時期も未定」と言われてしまい、すぐに納車できる車を相談したところ「Bezza 1.3AV」を提案してもらいました。

実際に使ってみての感想

これまでは「Grab」の時間を気にする必要があり、行動が制限されてしまうこともありました。自家用車があることによって、いつでもどこでも自由に出かけられるようになり、マレーシア生活をより楽しめるようになりました。

車両の受け取りまで全てチャットで完結。納車も入金から1週間ごと非常にスムーズでした。日本の会社ということもあり、応対品質なども非常に高いです!

実は先日、交通事故に遭ってしまったのですが、その際にも迅速なサポートをしていただくなど「KINTO ONE」を利用した恩恵を大いに感じています。

ぜひ、ご検討ください! (紹介割引もあるようなので、ご入用の際はこちらにご連絡ください。)

コメント

  1. 匿名 より:

    はじめまして、マレーシアに関する情報を配信いただき、ありがとうございます。いつも楽しく拝見させていただいております。

    実は来年1年間マレーシアに滞在することが決まり、住居や交通事情などについて情報収集をしているところです。

    マレーシアは車社会のため車がないと移動に不便ですとか、運転が荒く歩行者に優しくないですとか聞いておりますが、現地駐在のまるさんから見て、
    ①マレーシアでの運転は日本に比べて違いはありますか、
    ②朝・夕方のクアラルンプールは常に渋滞していると聞きますか本当でしょうか(モントキアラで住居を探していますが、移動はかなり余裕を見ておいた方がよろしいでしょうか)。

    お時間ございます際に、お返事いただけますと幸甚です。

    • まる まる より:

      コメントいただきありがとうございます。
      下記、回答させていただきますね。

      ①マレーシアでの運転は日本に比べて違いはありますか。
      ∟車間距離が恐ろしいほど近く、ウインカーを出さずに車線変更する車が多いです。
      少し極端ですが、日本でいう煽り運転くらいのドライバーレベルだと思っておくと良いかもしれません。
      また、エリアによっては道が舗装されていなかったり、減速用にバンプ(こぶ)が道路にあったりするので、常に気を遣った運転が必要になると思います。
      日本のように道路が整理されているわけでないので、カーブが多かったりするのも特徴です。ただいずれも1ヶ月くらい運転すれば慣れます。

      ②朝・夕方のクアラルンプールは常に渋滞していると聞きますか本当でしょうか(モントキアラで住居を探していますが、移動はかなり余裕を見ておいた方がよろしいでしょうか)。
      ∟道路が整理されていないので、朝・夕方は基本的に渋滞しています。(モントキアラ付近はインターナショナルスクールがあるのでよく渋滞すると聞きます。)
       Wazeというナビアプリで、出発地と到着地、到着時刻を設定すると推定時刻を見ることができますので、事前に利用してみると良いかと思います。

      コメントいただきありがとうございました。
      また交通事情についても記事にできればと思っていますので、今後ともよろしくお願いします。

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