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現地就職した駐在夫が在留証明書を取得する方法

駐在夫

改めてにはなりますが、僕は妻の駐在をきっかけにマレーシアに現地就職をしています。

日本の証券口座を凍結してもらっている証券会社から「マレーシアに居住していることを証明するために在留証明書を提出してください」と依頼がありました。

本記事では、「在留届と在留証明書の違い」や「現地就職した駐在夫が在留証明書を取得する方法」についてまとめていきます。

この記事でわかること
  • 在留証明書はどんな時に必要?
  • 在留届と在留証明書は何が違う?
  • 現地就職した駐在夫が在留証明書をもらうのに必要な書類は?

自己紹介

まる(@maru_Chuotto)です。

IT企業を退職して、駐在夫としてマレーシア移住予定の一般男性です。

日本での手続きに在留証明書が必要になった

「在留証明書」は日本での不動産登記・遺産相続・年金受給等の際に必要になるケースをよく聞きます。

今回、僕は2つの用途で提出が必要になりました。

キャリアコンサルタント名簿への登録

無事にキャリアコンサルタント試験に合格しました。(詳細はこちらの記事に)

キャリアコンサルタント名簿への登録が必要になったので、海外からの申請方法を問い合わせてみたところ、下記の回答をもらいました。

キャリコン登録センター
キャリコン登録センター

海外在住の方の場合には、住民票の代わりとして以下の2点を

ご提出下さい。

・お住いの地域の領事館で発行された在留証明書

・パスポートのコピー

証券口座の凍結

同じタイミングで、証券会社からも連絡がありました。

証券会社
証券会社

口座凍結を継続するために、マレーシアに居住していることを証明する資料をご提出下さい。

・お住いの地域の領事館で発行された在留証明書

「在留証明書」と「在留届」の違いは?

そもそも「在留届」と「在留証明書」は同じようなものかと思っていました。

実はそれぞれ用途が異なるので、「在留届」を提出しただけでは「在留証明書」を発行することはできません。

  • 「在留届」は「海外に3カ月以上滞在します」という届出
  • 「在留証明書」は「海外のここに住所(生活の本拠)があります」という証明書

在留届についてはこちらの記事をご確認ください。

在留証明書を申請するのに必要な書類

在留証明書の申請については、下記の書類が必要になります。(※外務省HPより)

申請者本人の住所証明か、同居家族の証明かによって提出書類は変わります。

【ア】形式1:申請者本人の現住所の証明
1.日本国旅券(原本及びコピー)
2.住所を確認できる文書(原本及びコピー)
3.戸籍謄本(本籍地に変更がなければ、発行日は問わず、コピーでも可)
※本籍地を番地まで記載する場合は必ず必要です。なお、年金受給の場合は本籍地の記載は不要です。
4.日本年金機構、共済組合の年金受給手続の場合、受給を証明するもの(原本)
現況届の葉書、直近の年金支払い通知書、年金証書、年金手帳等の疎明資料。

【イ】形式2:同居家族の証明
1. 申請人及び同居家族が出頭して申請すること。
2. 申請人の日本国旅券、住所を証明する書類など、【ア】に挙げた必要書類に加え、同居家族の住所を
立証する文書。

参考:Embassy of Japan in Malaysia

現地就職した駐在夫はどうやって住所確認する?

現在の自宅は、妻が会社から支給してもらったコンドミニアムです。僕は「駐在した妻の家に居候している」という状態になります。

公共料金の支払いなども妻名義で支払っていたので、自分の住所証明できる書類がなかなか見当たりませんでした。そこで大使館に問い合わせをしたところ、「銀行の残高証明書の住所記載でもOKですと教えてもらいました。

銀行の残高証明書で証明できる

マレーシアで開設した銀行アプリ内の「Statement」を確認すると、「現住所」の記載があります。

名前、住所、および3か月以内の日付が記載されている場合は、在留証明書の住所を立証する資料として使えるそうです。

在マレーシア日本国大使館へ

在マレーシア日本国大使館 – Plus PM Consultant

オンライン在留届(ORRネット)で、下記の証明手続がオンラインにて申請が可能です。

・在留証明(形式1、形式2)
・出生証明等の身分事項に関する証明
・自動車運転免許証抜粋証明
・警察証明 等

今回は初めてということもあり、訪問して申請をすることにしました。

訪問の場合は事前予約が必要

事前予約が必須で、こちらから予約できます。(使い方はこちら)

結構空きがあったので、即日予約ができました。

予約システムも非常にシンプルで、数分で予約ができました。

当日受付後、30分程度で発行完了

荷物チェックをされた後、館内の受付で申請します。

手続きから30分ほどで在留証明書が発行してもらえました。

在留証明書は発行通数ごとに使用目的を記載する必要がありますが、「日本に郵送する際に紛失してしまう可能性も踏まえて、2通ほど多く発行したい」と説明したところ、少し多めに発行してもらうことができました。

発行手数料は1通あたりRM40です。オンライン申請だと1,200円で発行できるので、RM1=30円以上の場合はオンライン申請がお得です。

無事に在留証明書を取得できました!

戸籍謄本を日本から持ってきていたので、在留証明書が必要になってから、わずか2日で発行してもらうことができました👏

最近は転職に伴うビザのやり取りでマレーシアの行政に振り回されることが多かったので、スピーディかつ丁寧な日本大使館の対応が余計に身に沁みました…😭

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