【マレーシア移住】最適なSIMカードは？(大手3社プラン比較)

マレーシアへの移住目前となりました。準備を進める中で、気になるのはスマホのインターネット接続です。

マレーシアにはホテルやカフェ、空港など、無料Wi-Fiが利用できる場所が多いため、簡単にネットにアクセスできます。しかし、配車アプリや地図などをいつでもどこでも利用したい場合、SIMカードの購入が必要になります。

この記事を読めば、マレーシア移住時に最適な通信キャリア会社が選べます。

自己紹介

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（渡航前）スマホのSIMロックを解除しよう

まず、マレーシアに渡航する前にSIMロックを解除しておきましょう。

ドコモやauなどの大手キャリアから購入したスマホには、「SIMロック」という制限が設けられていることがあります。ロックが施されている端末では、マレーシアで別のSIMカードを挿入しても使用することができません。

そのため、マレーシアへの移住や長期滞在を考えている場合は、まず自身のスマホがSIMロックされているかどうかを確認することが大切です。

これは、スマホの「設定」メニューを開いて確認することで行えます。

SIMロック解除確認手順（iPhoneの場合）

SIMロック解除確認手順（Androidの場合）

ロックされていた場合は、利用されている通信キャリア会社に解除できるか確認してみてください。

<au> SIMロック解除のお手続き

<docomo> SIMロック解除 | お客様サポート

<SoftBank>SIMロック解除の手続き方法を教えてください。

ポストペイドとプリペイド

SIMカードの支払い方法には、「ポストペイド」と「プリペイド」の2種類があります。

マレーシアに生涯住む予定がなければ「プリペイド」の方が融通が効きそうです。

ポストペイド（毎月支払い）

日本で主流の支払い方法で、利用した通信料金を月末にまとめて支払います。

外国人が契約をする際には、マレーシアの国民に比べて高額のデポジット（基本料金）が必要となることがあります。このデポジットは、携帯料金の未払いがなければ解約時に返金されますが、返金プロセスが長引くこともあるようです。

プリペイド（必要データ量を事前にチャージ）

マレーシアではこちらが主流です。昔のテレフォンカードのようなシステムで、あらかじめクレジットを購入し、そのクレジット内でデータ通信や通話を利用します。

デポジット（基本料金）は不要な会社が多いです。解約申請も必要なく、一定期間入金しなければ勝手に解約される仕組みになっています。

定期的にトップアップ（日本語の「チャージ」）が必要になるのですが、店舗・コンビニ・オンラインいずれでもトップアップができるそうなので、そこまで手間にはならない気がします。

たった2問で最適な通信キャリアがわかります（大手3社比較）

マレーシアで有名な通信キャリアは、「Maxis、Celecom、U Mobile」の3社です。

↓たった2問で最適な通信キャリアがわかる！↓

以下に、3つの通信会社それぞれの特徴とプランをまとめました。診断チャートも参考にしながら、各社をチェックしてきましょう。

Maxis

マレーシアの通信会社最大手です。迷ったらここにしておきましょう。

Xで回答いただいたアンケートでも、Maxisを利用されている方が多いようです。

x.com

twitter.com

日本でYouTubeを見過ぎたとしても「40GB程度/月」だったので、膨大なデータ量とその価格に驚きました。

通信範囲もマレーシア全土に及んでおり、通信障害が起こることは少ないようです。

ポストペイド	価格	データ量	特徴
Maxis Postpaid 79	RM 79（2,370円）	80GB（4G・5G）	通話無制限・SMS無制限
Maxis Postpaid 109	RM109（3,270円）	100GB（4G・5G）	通話無制限・SMS無制限
Maxis Postpaid 139	RM139（4,170円）	120GB（4G・5G）	通話無制限・SMS無制限
Maxis Postpaid 169	RM169（5,070円）	150GB（4G・5G）	通話無制限・SMS無制限
Maxis Postpaid 199	RM199（5,970円）	200GB（4G・5G）	通話無制限・SMS無制限

プリペイド	価格	データ量	特徴
20GB Weekly Pentas Pass	RM10/週 （300円）	10GB（4G・5G） ＋10GB（5G）	通話無制限
40GB Monthly Pentas Pass	RM25/月 （750円）	20GB（4G・5G） ＋20GB（5G）	通話無制限
75GB Monthly Pentas Pass	RM35/月（1,050円）	30GB（4G・5G） ＋30GB（5G）	通話無制限
100GB Monthly Pentas Pass	RM60/月（1,800円）	70GB（4G・5G） ＋30GB（5G）	通話無制限

Celcom

2年前に「Digi」と合併し、マレーシア2番目の通信会社となりました。格安プランの提供が特徴です。

「Post Paid 5G 80」は、Maxisの「Maxis Postpaid 79」とほぼ同額ですがデータ量が10GB多いです。

通信範囲はMaxisとほぼ同等ですが、コンドミニアムの高層階だとやや繋がりにくいなど電波に少し問題があるようです。

ポストペイド	価格	データ量	特徴
Post Paid 5G 80	RM 80（2,400円）	90GB（4G・5G）	通話無制限
Post Paid 5G 100	RM100（3,000円）	150GB（4G・5G）	通話無制限
Post Paid 5G 120	RM120（3,600円）	無制限（4G・5G）	通話無制限

プリペイド	価格	データ量	特徴
Xpax Prepaid Unlimited 25​	RM25​ （750円）	無制限	15GBまでは高速回線 それ以降は1Mbps ※通信制限レベル
Xpax Prepaid Unlimited 35	RM35（1,050円）	無制限	通信速度 3Mbps
Xpax Prepaid Unlimited 40	RM40（1,200円）	無制限	通信速度 6Mbps ※動画配信サービスがギリギリ 通話無制限
Xpax Prepaid 5G	RM48（1,440円）	75GB	通信速度 100 Mbps以上 通話無制限

uMobile

こちらは価格重視の新鋭企業です。

地域によってはネットが繋がりにくいなどがあるようですが、クアラルンプール内であれば問題なく利用できそうです。

ポストペイド	価格	データ量	特徴
U Postpaid 38	RM38（1,140円）	120GB（4G・5G）	通話無制限
U Postpaid 68	RM68（2,040円）	300GB（4G・5G）	通話無制限
U Postpaid 98	RM98（2,940円）	1000GB（4G・5G）	通話無制限

プリペイド	価格	データ量	特徴
Prepaid U25​	RM25​ （750円）	無制限	・通信速度 3Mbps ・月30時間は4G・5G利用可能
Prepaid U35	RM35（1,050円）	無制限	・通信速度 6Mbps ※動画配信サービスがギリギリ ・週末は4G・5G利用可能
Prepaid U40​	RM40（1,200円）	無制限	・通信速度 6Mbps ※動画配信サービスがギリギリ ・週末は4G・5G利用可能 ・通話無制限
Prepaid U50	RM50（1,500円）	75GB	・通信速度 12Mbps以上 ・通話無制限

まとめ

今回は「SIMロックの解除方法」や「通信キャリア会社ごとのプラン」を紹介しました。

まとめは以下の通りです。

ここまでお読みいただきありがとうございました！