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【キャリアコンサルタント養成講座】「駐在夫」として生きていくための戦略

仕事

IT企業を退職し、週3勤務のフリーランス人事になったので、休日でキャリアコンサルタントを取得することにしました。「駐在夫」として生きていくための戦略的選択でもあるので、キャリアコンサルタント養成講座について書いていきます。

自己紹介

まる(@maru_Chuotto)です。

IT企業を退職して、駐在夫としてマレーシア移住予定の一般男性です。

キャリアコンサルタントを目指す理由

キャリアコンサルタントを目指す理由は大きく2つです。

新しい夫婦の形に合ったキャリアを支援したい

「駐在夫」になると決まってから、キャリアの悩みは本当に尽きません。これは自分だけではなく、妻のキャリアについてもです。前例が少ないこともあり、気持ちを理解してもらえることはなかなか多くありません。

リモートワークや女性の社会進出など働き方はどんどん進化し、新しい夫婦の形も益々増えていくと思います。素敵なことですが、同時に誰にも解決し難い悩みも出てくると思います。

まる
まる

「家族はできる限り一緒に」「自分も含め、家族全員がやりたい事を実現する」

そういった方々に共感・傾聴しながら、キャリア支援を行っていきたいと考えています。

海外の人材会社でキャリアアドバイザーとして働くことを検討している

2つ目に、海外の人材会社でキャリアアドバイザーとしてチャレンジしてみたいと思っています。

1つ目の想いを実現するためでもありますが、現実的なところだと「他求人と比較して必須要件が高くない」ことも理由です。

<必須>
・大学卒業資格をお持ちの方で勤務経験3年以上
・成長していきたい意欲がある前向きな方
・英語力を今後伸ばしたいとお考えの方
<活かせる経験>
・営業(法人・個人どちらとも)の経験
・コールセンターでお客様対応の経験をお持ちの方

「前職での職歴が問われない」「語学要件がスコアではなく意欲である」ということは「28歳、社会人経験はわずか6年。」の自分にとって好都合です。

キャリアコンサルタントは国内の資格ではありますが、人の話を聞く技術やスキルを体系的に学ぶことは、海外でも役立つと感じています。

(自らの就職の悩みはこちらの記事にも書いています)

キャリアコンサルタントとは?

初めての就職活動から、転職、育休後のキャリア、リタイアメントなど様々な背景を持つ人々の「キャリアに気づきを与える」のがキャリアコンサルタントです。

別記事でも書きましたが、そもそも「キャリア」とは「仕事」だけを指すものではありません。

職業上の地位や経歴・履歴を中心とした捉え方と、もっと広く、人の生活や生涯をを見渡し、仕事はもちろん、それ以外のさまざまな人生の役割を含めたトータルな捉え方とが存在します。JCDAでは、キャリアを「人生そのもの」としてとらえています。

(※特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会より抜粋)

厚生労働省のホームページには「キャリアコンサルティングは労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいいます。」と書いてあります。

「相談者の問題にどんどん回答していくのがコンサルティングだ!」と初めは思っていたのですが、「助言及び指導」と書いている通り、「相談者に気づきを与えて、相談者を解決に導きやすくする」ことが「キャリアコンサルティング」だと自分は解釈しました。

キャリアに迷ったら、一度キャリアコンサルタントの力を借りてみるのも良い選択かもしれません。

キャリアコンサルタント試験の実績データと難易度

キャリアコンサルタント試験は、学歴に関係なく挑戦できる国家資格です。

しかし、受験するには以下のいずれかの要件を1つ満たす必要があります。

受験資格

・厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した者(講習カリキュラムは別表に記載)
・労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験(4を参照)を有する者
・技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した者
・上記の項目と同等以上の能力を有する者

*厚生労働省HPより

「厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了」を受験資格とする方が約8割以上を占めます。僕も現在講習受講中です。

▽第23回 国家資格キャリアコンサルタント試験 受験者数

試験概要

札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・高松・福岡・沖縄の全国9都市で、【3月・7月・11月】の年3回行われています。試験内容は筆記と実技(論述+面接)です。

少しややこしいのですが、キャリアコンサルタント試験は2つの主催団体によって実施されています。

学科試験と実技論述試験の日程は、どちらの試験機関で受けても同じです。

また、学科試験は同じ問題なので、団体の違いは「実技試験の出題方法や評価基準」になります。

学科、実技試験同時受験者の合格率は「59.3%」で、難易度はほどほどだと思います。

合格率など含めて差はほとんどなく、評価基準(団体ごとの考え方)のみが異なります。

・JCDA:「主訴・問題の把握」「具体的展開」「傾聴」

・キャリアコンサルティング協議会:「態度」「展開」「自己評価」

僕は「傾聴」スキルを特に身につけたいと考えているので、JCDAで受験予定です。

キャリアコンサルタント講座の選び方

厚生労働大臣が認定するキャリアコンサルタントに係る講習の検索ができます。
下記のサイトで「検索項目」の「講習区分(養・知・技)」から「養成」を選択すると国家資格キャリアコンサルタント試験の受験要件を満たす講習を検索できます。(※画像をクリックするとサイトにアクセスできます)

講義の内容にも違いはあるようなのですが、素人にはあまりよくわかりません..

僕は以下の3つのポイントで講座を選びました。

専門実践教育訓練給付金制度の有無

特定の講習を修了し、一定の要件を満たすと学費の最大70%が支給される制度です。キャリアコンサルタント養成講習の多くも指定を受けています。厚生労働大臣が指定する「専門実践教育訓練」の講習を修了し一定の条件を満たすと、学校に支払った受講料の50%が支給されます。さらに、試験に合格し雇用保険の被保険者になった場合は、受講料の20%が追加で支給され、最大70%が支給されます。

受講開始日からさかのぼって2年以上雇用保険に入っている方が対象です。自分が該当するかわからない方は、お住まいの地域管轄のハローワークにお問合せをいただくとスムーズです。

専門実践教育訓練給付金を受けるには、受講開始日の1か月前までの申請が必要です。 専門実践教育訓練給付金を利用することを学校側に伝え、スケジュールを確認しながら早めに行動することをお勧めします。

キャリアコンサルタントになるための費用は、「30万円~50万円程度」です。「専門実践教育訓練給付金制度」を利用することで「9万円~15万円程度」の自己負担で済みます。

オンライン受講が可能か

キャリアコンサルタント養成講習は150時間のカリキュラムと決められています。そのうち、およそ半分が理論などを学ぶ「講義」、残りの半分が「演習」になります。

結構な時間が必要になるので、オンラインで学習できる講習を探しました。通学の費用や時間を抑えられるのがメリットです。自宅が遠い方だけでなく、お子さんが小さく家を空けられない方にも向いています。

動画視聴だけの講座は避けた方が良い

せっかくの機会なので、講座を通じてできる人間関係も大切な要素です。

受講生の中には、新しいキャリアを目指している人、人事や教育関連の仕事をしている人、また自分自身のキャリアを見直したいと考える人など、様々なバックグラウンドの方がいました。

同じ興味を持つ同期との交流を通じて、新しい視点や情報を得ることができるだけでなく、今後のキャリアにおけるネットワーク形成のきっかけともなります。

自らのキャリア考察にも繋がる

キャリアコンサルタントは、停滞感や方向性の不明瞭さなどのキャリアの悩みに対して、気づきを与えることができるプロフェッショナルです。

まる
まる

新しい夫婦の形に合ったキャリアを支援したい

講座を通じた講師や同期との対話を通して、キャリアについて違った角度から考察する機会が増えたことで目標がより明確になってきています。

残り数ヶ月ですが、更にモチベーション高く受講していきたいと思います!

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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