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マレーシア転職は英語不問?

仕事

マレーシアでの海外就職に向けた転職活動を開始しました。

開始してわずか2週間、意外と進展や挫折があったのでまとめていきます。

「英語力に自信がなくて話せない…でもマレーシアで働きたい!」

そんな想いを抱えているマレーシアへの就職希望者に向けて、「英語ができなくてもマレーシアで働くことができるのか」について、途中経過ではありますがリアルをお伝えできればと思います。

自己紹介

まる(@maru_Chuotto)です。

IT企業を退職して、駐在夫としてマレーシア移住予定の一般男性です。

そもそもマレーシア就職を目指す理由

Photo of a Japanese man engrossed in studying English, surrounded by books and notes.

こちらの記事でも書いている通り、きっかけは「妻のマレーシア駐在が決まったこと」です。

帯同するにあたって専業主夫という選択肢もありますが、どうせならチャレンジだけはしてみようと就職活動を始めました。

僕は「英語はほとんど喋れない」という典型的な日本人です。

果たして、マレーシアに「英語力不問」で採用してくれる求人はどれほどあるのでしょうか..

マレーシアに語学力不問の求人はあるのか

『マレーシア 語学不問 求人』で検索してみる

「マイナビ転職」「カモメアジア転職」など複数サイトがヒットしました。

「マイナビ転職」には【17件】と限られてはいますが、該当求人はあります。

中身を見ていくと、「語学力不問」はBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)案件が多いようです。

Q
BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)とは?
A

BPOとは会社の業務を外部委託することを言います。人事・総務・経理・受付など企業のバックオフィスに加えて、コールセンターやヘルプデスクといった業務が中心です。

特にコールセンターの案件が多いようです。マレーシア国内のホテルや飛行機の予約、さらにはクレジットカードの紛失対応など、日本国内のお客様向けのサービスを提供しています。そのため、対応言語は日本語のみで「語学力不問」となっているようです。

LinkedInでも検索してみる

ひとまず応募できそうな求人が見つかって安心しました。

ただ、せっかくマレーシアに行くのであれば…

まる
まる

少しだけ英語でチャレンジできる環境を探した

ということで検索方法を変更してみました。そこで活用したのが「Linkedin」です。

Q
LinkedIn(リンクトイン)とは?
A

LinkedInは2003年にアメリカで設立されたプロフェッショナル向けのSNSサイトです。

世界中で6億人以上のユーザーが登録しており、その中で学歴や職歴、スキルなどのプロフェッショナル情報を共有し、ビジネスのつながりを構築しています。

日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、海外では転職経路のおよそ40%がLinkedIn経由とされているほど、ビジネスシーンで用いられています。

「キーワード:Japanese」「勤務地:マレーシア」で設定すると、BPO案件が中心ではあるものの、「人事」「広報」「営業」など、転職サイトには出てこない求人も結構出てきました。

Linkedin」から興味がありそうな求人に10件ほど応募をしてみることにしました。

職務経歴書の作成

語学不問求人は「職務経歴書(日本語)」の送付で対応してもらえることが多いようです。

下記サイトには例文もたくさん記載されていたので、参考にしながら作成してみました。

【完全版】職務経歴書の書き方マニュアル

職務経歴書の書き方ガイド

カジュアル面談のお誘い

話している二人の男

応募して数時間後には、「カジュアル面談したいので日程を教えてほしい」と数社から連絡がありました。

まる
まる

あれ?面接じゃないの?

Q
カジュアル面談とは?
A

カジュアル面談とは、企業と参加者がリラックスした雰囲気の中で相互理解を深めることを目的とした対話の場です。企業と参加者の相互理解を目的としているため、対等に質問をし合える場であり、基本的には選考を行うことはありません。

日本と比べてフットワークが軽い採用担当者が多いようで、なんと次の日には面談を行いました。

企業採用担当と1対1で、だいぶフランクで話しやすい雰囲気の中、会社やマレーシアについて教えてもらった後、「マレーシアでの就職活動理由」や「これまでの経歴」を聞かれました。

まる
まる

リラックスしながら会話はできたけど、ほとんど面接だ…

「カジュアル」という名前が付いているものの、採用担当者と直接会話する場なので、ほぼ選考のように感じました。

オンライン面接

ノートパソコンを使っている人

日本在住のため、企業との面接は全てオンラインでした。

マレーシアでは「1-2回の面接⇨オファー」のパターンが多いようです。

既に2回の面接を終えましたが、質問内容はベーシックなものでした。

・自己紹介(出身、最終学歴、これまでの職歴を簡潔にまとめて説明)

・志望動機

・なぜマレーシアに来たいのか

・なぜこの会社を選んだのか、なぜこの仕事を選んだのか

・1〜5年後のキャリアをどう考えているのか

・自分の強み、弱み

1回目の面接:人事担当者
コミュニケーション能力や日本語におけるビジネスマナーの確認をされました。更に、マレーシアでの就業に対する動機を厚めに聞かれた気がします。面接前に「なぜマレーシアでのキャリアを選ぶのか?」という意図をしっかりと整理して、話をしました。

2回目の面接:マネージャー
具体的なプロジェクトや業務内容に関する詳しい説明が半分の時間を占めていました。後半は「キャリアパス」や「強み・弱み」を聞かれたので、求人情報とどのように結びつき、自分の実現したいキャリアパスに近づくかを整理して話をしました。

まさかの採用凍結

手で顔を覆う白いワイシャツを着た男性

10社に応募、そのうち4社と面談して、3社から面接の機会をいただきました。

2回目の面接を終えた1社から突然電話が。

人事
人事

面接合格だったのですが、本社予算の都合で採用凍結になりました。

まる
まる

ん? 採用凍結とは..?

Q
採用凍結とは?
A

採用凍結とは従業員の採用を中止することで、社内に欠員があっても行われます。採用凍結の背景には、想定外の市場の不安定化や、企業の経営悪化などがある場合が多いです。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN300AH0Q2A930C2000000/

まさかの事態です。貴重な1社が思わぬ理由で無くなってしまいました… マレーシア就職ですが、アメリカや中国など世界情勢が大きく関わってきています。渡航前から海外の洗礼を受けた気がします..

「オファー後でなくて良かった」と切り替え、残り2社に集中します。

転職エージェントを使っても良かったかも

握手する二人

残り2社の最終面接も無事に終了しました。あとは結果を待つのみです。

右も左もわからない海外就職をなぜ僕は1人でやったのでしょうか…

海外転職は思った以上にやることが多いうえに、現地のことが何もわかりません。

<こまでやったこと>

①求人検索

②職務経歴書作成

③応募

④カジュアル面談

⑤面接時間調整

⑥面接(複数回)


<これから>

⑦オファー

⑧労働ビザ取得

⑨渡航

転職エージェントを利用すると、以下のようなサポートを受けることができます。

僕もエージェントを利用すればもっと効率よく進められていたかもしれません。(猛省)

● 専門のコンサルタントによるアドバイス
● 求人紹介
● 職務経歴書等の添削や面接対策サポート
● 面接後のフォロー・フィードバック
● 最終選考合格(内定)後の対応

また続報あれば更新します。


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