〈前回記事の続きとなっております。下記を先にお読みください〉
妻のマレーシア駐在が決まり、駐在夫として帯同するために前職を退職しました。
専業主夫になるつもりでしたが、どうせならと始めたマレーシアでの海外就職に向けた転職活動。
活動から1ヶ月で無事に2社からオファーをもらい、英語力がわずかでもマレーシア就職できることが証明できました!
自己紹介
まる(@maru_Chuotto)です。
IT企業を退職して、駐在夫としてマレーシア移住予定の一般男性です。
1社からオファーが!
残った2社の最終面接のうち、1社からオファーをもらいました。
以前にも書いた「キャリアアドバイザー」のポジションです。
こちらは日本人が多い企業なので、面接も全て日本語でした。
「キャリアコンサルタント講習を受講していること」「新しい夫婦の形に合ったキャリアを支援したい」と考えていることなどを丁寧に伝えた結果、待望のオファーを受け取ることができました。
LinkedInで前職そっくりの営業職を見つける
「オファー承諾するか」と考え始めたタイミングで、「LinkedIn」にて、前職にそっくりの営業を発見します。
会社を検索しましたが、求人はありませんでした。
その会社で働いている人を検索したところ、日本語が話せそうな方を発見!
連絡しようと思ったら、知人以外にはメッセージが送れない…
誰でも自由にメッセージを送信できるようにするには、Premiumプランの課金が必要でした。
有料プランの中で最安なのは「Premium Career」です。結構なお値段ですが1ヶ月限定と決めて課金しました。
- 月額契約の場合:2,990円/月(税別)
- 年間契約の場合:1,990円/月(税別)
前職似てるんですが、求人ありませんか?(日本語)
確かに経歴ピッタリ! 少し待っていて。
奇跡の即レス。ありがたい。(涙)
またしてもカジュアル面談
社長OK出たんだけど、明日空いてる?
なんと翌日にはカジュアル面談になりました。
「カジュアル」という名前が付いているものの、採用担当者と直接会話する場なので、「マレーシアに来る理由」や「志望動機」について聞かれたので、またしても「ほぼ選考」でした。笑
他社からのオファーの期限が迫っていることを伝えると、迅速にスケジュールを調整し、選考プロセスを短縮してくれるとのこと。
ありがたいと思うのも束の間、今回の転職活動で最大の鬼門を迎えます。
最大の鬼門:英語面接
「英語面接あり(冒頭20分)」
ついに来てしまいました。そりゃそうだよね。海外ですもんね。
20分なら逃げ切れるかもしれない
参考URLを使って「想定質問と回答」を事前に準備しました。
<参考URL>
【ビジネス英語】採用面接でよく聞かれる125の質問と答え方のヒント
- Tell me about yourself.(自己紹介をしてください)
- What kind of role are you seeking?(どのような仕事/ 職務を求めていますか?)
- Why would you like to work for this organisation and Malaysia ?(弊社とマレーシアを選んだ理由を教えてください。)
- What do you want to be doing in your career five years from now?(5年後、どのような仕事/ 職務に取り組んでいたいと思いますか?)
- Which job did you enjoy the most and why?(これまでの仕事で最もやりがいのあった仕事と、その理由を教えてください。)
- What have you done that shows initiative in your career?(これまでのキャリアであなたが自発的に取り組んだことは何ですか?)
- What are your major weaknesses and what are your strengths?(あなたの長所と短所を教えてください。)
これを丸暗記!
さらに冒頭に、「英語話せないけど頑張ります!」とさらに保険を打っておきました。笑
英語面接では準備していたものから、2,3問聞かれました。
想定通り!どうやら伝わっているっぽいのでひと安心。
後半は、社長から日本語で「マレーシアへの移住理由、志望動機、前職での実績」について問われました。
2社目のオファー
2日後、この会社からもオファーを受け取り、併願企業とほぼ同等の条件で提示されました。
そこで判明した衝撃事実。
従業員で日本語が話せるのは「社長」と「連絡させていただいた社員」2名のみでした。
どちらの企業に入社するか
まさか自分が2社で迷える贅沢な状態になるとは思ってもいませんでした。
「迷った時は困難な道を選べ」ということで、2社目にオファーをいただいた「日本人はほぼおらず、上司は外国人」の職場を選択しました。
ここまでの経緯を踏まえて、ご縁を感じたのも大きかったです。
求人がなくても採用の可能性がある
人生初、しかも海外への転職活動が終了しました。
「配偶者帯同休職制度があれば転職そもそもしてないわ!」という前職への怒りもありますが、まずは「現地就職」できて本当に良かった。我ながら、よく頑張った。
駐在帯同するパートナーのキャリア中断は大きな問題になっています。
自分も当事者として、「配偶者帯同休職制度がない」「帯同ビザでは就労できない」などいくつもの壁に直面しました。
今回の海外就職で、語学力や社会人歴に関係なく、更に「求人がなくても採用の可能性がある」という事例を作れたと思います。
喜ぶの束の間、海外就職はゴールではなく、スタートです。
しかも「日本人はほぼおらず、上司は外国人」であることを忘れてはいけません…(胃が痛い)
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